全国の観光スポットで、紅葉がいよいよ見頃となっているようですね。
燃えるような赤に、眩しい黄色。
うつろう季節の中のほんの一時、枯れ落ちてしまう直前に色鮮やかにその身を染め上げる激しい生命力を前に、人は圧倒され感動するのでしょうね。
河内家が暮らすここ大潟村も、そんな秋の彩りがそこかしこで見られるようになってきました。
家からすぐ近くにある大きな通りは、目の覚めるような金色のイチョウ並木となりました。
イチョウがはらはらと舞い散る様子は本当に綺麗ですね。
それがまっすぐまっすぐ秋空の下をのびていて、何かの映画撮影とかにもってこいじゃないかななんて思ったりもしています。
そこからまたちょっと離れた場所には、赤色のアーチになった遊歩道があります。
村の診療所の裏手にあたるこちらは、昔はまっすぐ小学校の正門まで続いていたのだとか。
その当時は子供達が毎日この道を歩いていたそうですが、学校が別の敷地に建て替えられてからはほとんど歩く人もおらず。
たまにこども園の小さな子たちが、先生とお散歩していたりするくらいです。
昔聞こえていたであろう子供たちのキラキラした笑い声を想像しながら、紅葉を楽しむのも風情がありそうですね。
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あっという間に暗くなるし、朝の冷え込みもぐっと強くなるし、冬の訪れはすぐそこまで迫っているのでしょうか。
現実的には、タイヤ交換はいつしようとか、灯油ストーブそろそろ出しておこうとか、冬支度も考えださなきゃというところではありますが。
でもやっぱり、あぁこの秋の醍醐味の中にもう少しじっくりゆっくり浸っていたいなぁというのが正直なところです。
北海道ではもう雪が降っている地域があるようですが、
この晩秋、残りわずかな秋時間をしっかりと噛み締めて過ごしたいと思います!