暗渠(あんきょ)
広大な田んぼの地下は排水用のパイプが縦横無尽に張り巡らされているのです。
八郎潟干拓地はもともと湖底のヘドロ層です(底なし沼を田んぼにしたようなものです)
田んぼの排水は大変重要なことです。排水が悪いと、田んぼが沼地化してしまって、機械が埋まってしまい、動けなくなったりします
排水用のパイプを暗渠(あんきょ)といいます。稲の刈り取りが終わり、ほっとしたのもつかの間、暗渠の工事を家族で行います。
田んぼを掘り返し、パイプを入れ、パイプの回りに籾殻を入れ敷き詰めます。
そうすることによって、田んぼの水のコントロートロールできるようになるのです。
籾すりをして出来た籾がらを田んぼに運びます。
古いコンバインを改造した籾がら入れ機に入れます。
トラクターで溝を掘ります。
今年はパイプは入れずに籾がらだけ入れました。
溝の中に籾殻を入れます
パイプを入れないでも数年は排水がよくなります。
おっと トラブル発生!
昔入れた排水パイプが機械に巻き付きます。そうなると機械を止めて取り除きます。
今の排水パイプは機械に絡まないのですが15年くらい前のパイプは機械に絡んで
しまうととるのに30分くらいかかります。
こんなにたくさん 巻き付いてました。
取るのに一苦労です、
来年の春には排水もよくなると思います。