18日から田植えが始まりました。
ビニールハウスで育てた苗を軽トラ2台に詰み 田んぼに運びます。
苗を田植機に積んで
田植機で田植え
まっすぐきれいに植えます。
ゴールデンウイークの後半
毎日観光客が大潟村に訪れてにぎやかです。
菜の花ロードのソメイヨシノの花は終わりましたが晩生のヤマザクラや八重桜が咲き始めました。
あと数日すると満開になりそうです。
毎日良い天気が続きましたので仕事がはかどりました。
田んぼでは 父と息子が2台のトラクターで作業します。
ランドレベラーという機械で 田んぼの 欣平(きんぺい)を直しまてます
広い田んぼは高低差があり 低いところ 高いところがあります
水を入れた田んぼは低いところでは苗が水の下に埋まってしまい(水のなか溶けてしまったり)、高いところでは苗に水が回りません(枯れちゃったり)
田んぼを平らだと 水管理を均等にでき 良い稲に育てます
田んぼに肥料をまいてます
こだわりの肥料「おこめちゃん」
三菱アグリサービス(前は播州ケミカル)という会社で作られている肥料です。
http://www.mcagri.jp/commodity/pro_01suito03.html
ビューンと肥料が後ろから撒かれます
広い田んぼに均一に肥料を撒くのは難しく 昨年からタブレットで AgriBus-NAVI アンドロイドのフリーソフトを利用します
肥料をまいた箇所には白い印が出ます前に撒いた軌跡をみながらやれるので撒きむらができにくいのです。
稲刈りが終わった後 天気の良い日に田んぼに暗渠(あんきょ)を入れる作業をしていました。
今年は7本 の暗渠を掘りました。
暗渠(あんきょ)
広大な田んぼの地下は排水用のパイプが縦横無尽に張り巡らされているのです。
八郎潟干拓地はもともと湖底のヘドロ層です(底なし沼を田んぼにしたようなものです)
田んぼの排水は大変重要なことです。排水が悪いと、田んぼが沼地化してしまって、機械が埋まってしまい、動けなくなったりします
排水用のパイプを暗渠(あんきょ)といいます。稲の刈り取りが終わり、ほっとしたのもつかの間、暗渠の工事を家族で行います。
田んぼを掘り返し、パイプを入れ、パイプの回りに籾殻を入れ敷き詰めます。
そうすることによって、田んぼの水のコントロートロールできるようになるのです。
溝を掘ります
パイプを入れて
籾殻を入れます