トラブルとクマの話

もう11月になってしまいました。

時間が過ぎるのは早いですね、この調子だとあっという間に年末を迎えていそうです…。

村の中は、イチョウ並木が半分ほど色づいてきています。

村外でもあちこちで紅葉が綺麗なのにも関わらず、なかなか山の中には行こうと思えない。

だって、やっぱり怖いですから… クマ。

我が家の隣は空き家なのですが、その近辺にある栗の木にも親子3匹で来ていたようです。

歩いて1分ほどのポストへ行くにもびくびくです。

もう里山とか林のそばとか関係なく、市街地での目撃や被害が全国で頻発していますね。

皆さんもくれぐれもお気をつけて。。

そんなクマの出現情報が多なり始めていた先月の中旬、河内家のたんぼの暗渠(あんきょ)がようやく一区切りつきました。

大きな2トン袋のフレコンと呼ばれるものに詰め込んだもみ殻。

それを家族全員が軽トラとダンプでせっせと田んぼへ運びます。

何往復かして運び終えたら、今度は機械で田んぼにミゾを掘っていきます。

そのミゾヘ、隙間のあいたパイプを寝かせ、その上から運んできたもみ殻を被せていく。

もみ殻が導いた水分を、その下にあるパイプで排水することで、田んぼの水捌けがよくなるのですね。

1枚の田んぼに何本も、その作業が入るのですが、今年は雨が多くなかなかスムーズに進みませんでした。

その昔は、当時この世で最も愛らしかったであろう(当社比)赤ん坊だった旦那をお母さんが背負いながら、冬の木枯らし吹き荒ぶ中で涙を流しながら暗渠をした年もあったのだとか。

そうなる前に終わらせられて良かった…ほんとうに、ほんとうに良かった…

今年は私も初めて暗渠に参加しまして、フレコンを道路に落としてしまったり、ミゾを掘る機械に乗って発進と停止の操作をしたり、初めての体験がいっぱいできました!

特にフレコン落下は河内家史上初の出来事だったようで…皆様に多大なご迷惑をおかけしました…

通りすがりの親切なお方が軽トラの荷台に乗せてくれて感謝です。

日暮れがどんどん早くなって来ていますので、クマと事故にはくれぐれもお気をつけください。

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放射能・残留農薬検査結果

ホームページにて、「放射能・残留農薬結果」のページを更新いたしました。

最近お問合せが増えております「カドミウム」の値も、「検出せず」との結果でした。

安心してご購入ください。

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出荷最前線

今年は雨が例年より多いこともあってか、機会がぬかるみにはまりそうでとても危ないようです。

おとうさんがこの様に危険と隣り合わせの中、せっせと稲刈りをしている間………

格納庫では残りの家族が(写真の時は運送会社さんも)、息を切らしながら発送作業をしております。

わたくしも昨年よりもなんだか身体が衰えているのをひしひしと感じます。

ドラッグストアで購入したコルセットにはものすごく助けられております。いい買い物をしました

家族4人と猫たち、みんなそれぞれのお仕事を頑張っております。

珍しく凛々しい顔つきのポポ

珍しく舌をしまい忘れているキメ

めっちゃ端っこで用を足すカンタ。

おまけでお送りしている稲穂は、今年もすてきにお客様のお宅でしつらいに使っていただいた様でした。

皆さまの手にとっていただき、季節を感じていただければ嬉しく思います。

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新米、大出荷中です

令和7年産の新米が、続々と出荷されております。

令和6年産では年度の途中より単発注文を停止するはこびとなり、多くのお客様へ多大なご迷惑をおかけしました。

販売できなかった時期が長かったにも関わらず、今年の新米もたくさんのご予約をいただき心から感謝いたします。

ただいま、家族総出で稲刈りと発送作業に全力を尽くしております。

今年は稲刈り直前の時期に、秋田県は大雨に見舞われました。

被害を受けた地域が多かったのですが、幸いにも大潟村は大きな影響はなく、今年のお米も上々の出来ばえと思われます。

皆さまに美味しいと喜んでいただけるよう、丹精こめて育てました。

今後も 河内さんちのお米 を何卒よろしくお願いいたします。

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ショーちゃん 19年5か月ありがとう

愛猫ショーちゃんが2025年8月28日、19年5ヶ月の生涯を終えました。 たくさんの思い出と幸せを残してくれたショーちゃんに、心から「ありがとう」を伝えたくてメモリアル動画を作りました。 エンディング曲は、かわいがってくれた りえ の演奏による ショパン《別れの曲》です。 ショーちゃん、いつまでも心の中に生き続けています。

 

 

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真夏の開花宣言

連日、ものすごい暑さですね。

おいしいかき氷が食べたい季節。

さて、8月のたんぼにもいよいよお花が咲きはじめました。

稲のお花ですね〜!

ただいま「出穂(しゅっすい)期」〜「穂そろい期」。

暑さに負けず順調に育っております。

このまま無事に収穫までいけますように!

*****

ホームページにて、「令和7年産米について」というページを更新いたしました。

現代の農家の現状、河内家の方針、そして今後の販売についても書いておりますので、ご一読いただければと思います。

https://kochi-net.com/

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6月の田んぼ

順調でございます!

数日前から秋田県は半袖でいられるほどの暑さ。

今日も、どこまでも続く青空がとても気持ちいいです。

毎日おとうさんと旦那がそれぞれ田んぼの見回りをしているのですが、今日は私もついて行きました。

お水の入りも苗の育ちもバッチリ、とのこと。

ところどころ、苗がない部分には手で補植をしながら見て回ります。

植えている最中、おたまじゃくしがいっぱい居る!というので近くに寄ってみますと…

ちっこい子たちがいっぱいいました!!!

夏には立派な姿で大合唱を響かせることでしょう。

ついこの前までは「やっとあったかくなってきた…」と思っていたのに、季節はどんどん移り変わっていきますね。

梅雨を越して、酷暑を耐えれば、あとはもう収穫です。

…えっ……? 早いな……笑

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お田植えでございます

いよいよ始まりました。

ビッグイベントのひとつ、田植えです!

立派に根がはった苗たちを、軽トラに乗せていきます。

この前の記事では「種まきで7割終了」と書きましたが、それは私の勘違いでした!

本当は田植えで7割終了でした!!

なので今が本当の頑張りどきです。

お手伝いをお願いしている方々の力も借りながら、この大事な局面をみんなで乗り切りたいと思います。

苗はとっても良い感じに出来上がりましたので、きっとおいしいお米に育ってくれるはず♪

苗ちゃんたちもがんばれ〜!

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くり返される5月の悲劇

代掻きは一昨日無事に終了しましたが、苗の管理は田植えが終わるまで続きます。

朝から夕方まで、気温を見ながら、天気が変わるたびにハウスへ行って温度を調節します。

土の乾き具合も見て、必要ならお水もあげなければいけません。

そんな水やりで活躍しているのが、自動かん水。

シャワーっと両脇からお水が出ます。

ハウス1棟につき、3分から5分くらいを目安に使用しております。

この元栓は地面に掘った穴の中にあり、専用の長い棒を使ってバルブを回して開閉します。

5月5日、こどもの日。

この日もいつも通りに自動かん水を使い水やりをして、さて元栓を閉めようとバルブを回したところ…

何かモロっとした不思議な感触。

そして回せど回せど弱まらない水の勢い。

嫌な予感がして、バルブが沈む水の中に手を突っ込むと…

バルブの頭が、ない…。

「壊してしまいましたーーー!」

もう急いでおかあさんを呼びに行きましたね。

今もなお出続けるシャワーに恐怖しながらも、「このまま一生止まらなかったらハウスの中の苗箱1個ずつ外に出さなきゃいけないのでは…?!」と気が気ではありませんでした。

そんな中、おかあさんは冷静に、地面に落ちている棒のひとつを手に取り、くるくる回し始めます。

実はこのバルブは、5年前にも壊れているのです。

2020年5月12日

ちょうど5年前の5月。今回同様に田植え前の事件のようです。

その当時、壊れたバルブ用に改造して作られた棒が今日までずっと土の上に転がっており、今回もお世話になったというわけです。

おとうさんにも連絡して、新しく買ったバルブと交換してくれました。

結構大変だったようです。

この日はまだ代掻きが終わっておらずとても忙しい日でしたが、急なトラブルにも即座に対応してもらえて助かりました…

なんでも自分たちで解決できる様にならなきゃいけないんだよなぁ…と改めて思いました。

そして今回わかったのは、バルブの寿命は5年ほどのようだということ。

今回は朝の8時頃に壊れてしまい、新品を買いに行こうにもまだお店が開いていない時間帯でした。

来たる5年後のトラブル対策として、予備のバルブを持っておいた方がいいのかな、という結論に至りました。

備えあれば憂いなし、ですね。

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