現在芽出し作業の真っ最中です。
とてもシビアな時間管理が求められます。
もしもうっかり、すっぽかしちゃったりなんてしたら…芽が出過ぎて残念なことになってしまいます。
適温のあたたかいお水に浸けられた種を、時間をみて脱水にかけます。
そうすることでちょうど良いところで芽が出るのを止められるわけですね。

2台並んでますが、どちらも発芽を促す「催芽機」です。
右の機械の方が新しめ、名前はアクアシャワープロ。


写真は10度に設定されていますが、催芽の時点では32度に上げて設定し直します。
お湯までいかない、あたたかいお水です。


左の機械は古めですね。
ハトムネ自動催芽機というようです。
ハトムネくらいの状態を目指すと良いらしいので、わかりやすくそのようにネーミングしたのでしょう。

むん!と胸を張っている…ようにも見えないこともない。

左がもうひとがんばりの状態、右がちょうどいい芽の状態です。
水から引きあげたら、芽を止めるために脱水機にかけます。
去年は例年よりもあたたかかった為、水を切った後も芽の成長が思うように止められませんでした。
今年はそれを踏まえて、脱水後も気をつけて見ていくことになりそうです。