奉祝例大祭

9月の9日、10日は、大潟村の例大祭でした。

9日の夜から、神社にはお参りに来る人や夜店を覗く子供たちの姿がありました。

日中も多分何やら催し物があったと思うのですが、多忙を極めていたため気がつかず…。

10日は午前中に御神輿が村内をまわって歩くということで、聞き耳を立てながら働いていました。

笛や太鼓のお囃子が聞こえて来るのを確認し、急いで外へ出てみると…

暑い中、元気の良いお囃子と「わっしょい!わっしょい!」の掛け声。

笑顔で通り過ぎていきました〜(^^)

夕方、スタート地点だった神社に戻ってからは、神社前で太鼓が揚々と打ち鳴らされます。

こうして活気に満ち溢れるままに、お祭りは幕を閉じました。

このお祭りは五穀豊穣と家内安全を祈願して行われるのだそうで、大潟神社には三体の神さまが祀られています。

伊勢神宮からの「天照皇太神」と「豊受大神」、地元の神様「八郎太郎」。

お伊勢さん出身の神様たちと、地方の荒神様が一緒に祀られるという事例は、日本の歴史的に見てもとてもとても珍しいことのようです。

当初はそんなことは認められないという意見ももちろんあったようですが、大潟村は八郎湖を干拓して作られた村。

その湖にいた八郎太郎を是非祀りたいというたくさんの人たちの熱い思いが実を結び、歴史的な宗教の融合が実現したとのことです(宮田正馗氏の「ゼロから自治体を創ったらどうなるか?」を参考にさせていただきました)

新しいことに挑戦し続けるこの村で、毎年受け継がれているこの秋祭り。

青空の下でつつがなく祭りが終えられたあとは、村全体がいよいよ稲刈り一色に染まります。

豊穣のかみさまに祈りが届いて、全国のみなさんがおいしいお米を食べられますように!

河内家一同も、せっせと働きますよ〜!!(^∀^)ᕗ

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