学生時代、吹奏楽部に所属して最初の年のコンクール課題曲のひとつに「稲穂の波」という楽曲がありました。
私の所属していた学校では他の課題曲を選択したのですが、
他校の演奏する「稲穂の波」に、とても雄大なイメージを持った記憶があります。
その思い出から25年以上経った今、波打つ稲穂に身近で関わる環境に身を置くことになろうとは、当時の私は微塵も思っていませんでした。
人の役にたつ仕事を。感謝される仕事を。……
そんなふうになんとなく思って、あるひとつの職業を目指し、そしてその職に就いて紆余曲折、今は農家のオヨメサンです。
前職と現職は全く違う職種ですが、「ありがとう」と言っていただけることが多いです。
「いつも美味しいお米をありがとう」
そう言っていただけるたびに、もっと頑張ろう!しっかり働こう!と思えます。
そして、昔も今も、人の役に立つ仕事に携わっているのだなぁとしみじみ思ってみたりもします。
令和の米不足、米騒動などという言葉に、不安に駆られている方は多いと思います。
「河内さんちのお米」も、注文が殺到しお客様には購入数の制限等でご迷惑をおかけする形となり、スタッフ一同大変心苦しく思っております。
新米が市場に出回るまで、あと少しです。
この騒動も、もうじきおさまるはずです。
金色の稲は、健気に順調に育ってくれておりますので、美味しい新米が皆さんのお手元に届くまであと少しの間、お待ちくださいね。