新米のお知らせ

真っ白な新米

令和3年産新米について


今年は田植え後天気も良く順調に育ちました。8月の台風の後(秋田では、幸いな事に台風被害もありませんでした)は一転涼しくなり日中は暑く夜は涼しい秋田の特徴的な天気が続きました。
この温度差が美味しいお米ができる大事な条件の1つです。

私は父親から経営を譲ってもらってから35回(年)ほどあきたこまちを作りました。
何度作っても種まき、田植え、肥料の量など、「これでよかった!」と思えることは中々ありません。肥料の量が多すぎると稲が倒れてしまったり、少ないとコンバインで刈り取る時にちょっとさみしいなあと思ったり、毎年来年はこうしようとか思ったりします。
今年は倒伏してる所がないのにさみしいところもない!
中々イイ感じに出来たと思ってます。
今はGPS自動操舵のトラクターで肥料をやるので重なったり足りなかったりすることがなくなり、生育のムラがなくりました。
今年は35回作った中でベスト3に入るくらい満足できる年となったと思います。

新米

さっそく今年の新米を炊いてみました。 ドキドキドキ(成績表をもらう気分です)
炊飯器から湯気が出てくるとフワ~~と良い香りがします。
炊き上がりはツヤツヤ光ってます!

モチモチして甘みがあって今年の新米も とっても美味しい!
新米時期のわが家の定番おかずは 筋子やタクワン 梅干しなどでしょっぱいおかずがお米ととても良くあって 普段の倍近くご飯を食べてしまいました。
冷めたご飯も試食
う~~ん 美味しい! 幸せです


ご予約のお客様は特にご連絡がない限り今までの量でお送りいたします。
ご予約内容に変更がありましたらお知らせ下さい。



肥料はいつもの有機アミノ酸(兵庫県の播州ケミカルで作られた肥料)と新たに鶏糞ペレットを使ってみました。

プラウという機械で田んぼの土を天地返して、元々ある八郎潟の湖底の有機質がよみがえりますので肥料は控えめにしました。
肥料をやり過ぎると食味が落ちますので気を使っております。

 田植え直後に除草剤をやりますが、稲穂が出てくるころのお米に残留する恐れのあるいもち病の消毒(農薬散布)と殺虫剤や殺菌剤はやっておりません。稲刈りをする横でイナゴやトンボが元気に沢山飛び回っています

去年も行いました残留農薬と放射能の検査(農薬200成分と検出限界値:1ベクレル/kg以下での放射能の検査)は新米がとれ次第行います。結果がわかり次第お知らせします。
ちなみに、昨年のお米の検査結果は
ヨウ素131 放射性セシウム134 放射性セシウム137 とも放射能不検出(検出限界値:1ベクレル/kg以下)残留農薬検査(検出限界値:0.1ベクレル/kg以下) 200項目すべて不検出 でした 


夏場(6月から8月)は注文いただいた半分を無料で真空パックでお届けしておりました。

虫対策、長期保存するにはベストな方法と思ってます。
私も1年半常温で保存したお米を食べてみましたがほとんど食味が変わりませんでした。
今は無洗米で実験してみようと自宅の押し入れに保存中です。
私が思うには無洗米の方がヌカが無い分長期保存には向いていると思ってます。食べたらまた報告しますのでもう少しお待ちください。


★令和3年当農場の米の検査結果
放射性物質調査では放射性セシウム134 放射性セシウム137 とも放射能不検出
残留農薬検査 220項目
カドミウムすべて不検出でした


新米からの真空パックについて
夏場の虫対策として真空パックのサービスをさせていただきましたが大変好評でした。

新米からは夏場とちがって1ヶ月くらいで食べていただければ味も変わらず虫がわくことがありませんので通常の袋での発送になります。

真空パックは夏場だけのサービスとさせていただきますが、新米からも真空パックをご希望のお客様には有料にてお受け致します(108円)