精米にもこだわります

精米の過程ですが2段階で、やさしく精米しております。
〔研削精米機〕という精米機の次に〔仕上げ精米機〕に通して白米になります。
(1度に白米にしようとするとかなりの圧力がかかりお米が割れたりヒビが入ったり何よりも夏場は熱くなりお米がまずくなってしまいます)
家庭用精米機は当然1回で仕上げますので夏場はとても熱くなります。
温度を上げずにぬかをきれいにとる精米機は業務用の精米機でなければできません。

 次に出てきた白米に比重選別機を使い石などを取り除きます。
その後に割れたお米を選別します。
(割れたりひびが入った米は炊くと糊のようになったりしてまずいです)
そのあとに色彩選別機という機械で虫食いなどの黒い粒を選別します

精米の種類


白米

一般的に食べられているお米です。
いわゆる「銀シャリ」 炊きあがりはピカピカ光って白雪のようです。

◆普通に炊飯器で炊きます。
胚芽米

胚芽分を残して精米してます。

◆白米と同様に普通の炊飯器で炊けます。
玄米

精米していないお米です。
◆玄米炊飯モードのある炊飯器、圧力鍋で炊きます。
◆玄米炊飯モードのない炊飯器でも炊くことが出来ます。

私が作った発芽玄米
玄米から簡単に24時間で作れました。

発芽玄米をつくってみました

美味しいご飯の炊き方


白米の炊き方
研ぐ

お米は水を吸収しやすいので、最初はヌカを洗い落とすつもりで手早く研いでください。
最初は手早く研がないとヌカの臭いも水といっしょに吸収されます。

1. たっぷりの水で軽く混ぜ、すぐ水を捨てます。
   (最初の水にヌカの臭いが出るので手早くする)
2. ボールの中のお米は時計と反対周りに猫の手の形を作って、
   ギュッギュッと押さえるように  研ぎます。    
3. 20回程度ギュッギュッと研ぐと濁った水が出るので、ざるを使って捨てます。
4. たっぷりの水で2〜3回大きくかきまわして、水を捨てます。 これを2〜3回繰り返します。
水加減

平らなところで正確に

おいしいご飯を炊くための水加減は、研ぐ前のお米の量の20%増しが目安です。
あとはお好みで調整してください。
水に浸す・スイッチを入れる

夏は30分〜1時間 冬は1時間〜2時間(水温が低い時)  
●長時間浸しすぎると美味しくなくなりますのでご注意ください!(特に夏場のタイマー)
蒸らす・ほぐす

炊飯器のブザーがなった後、10〜15分ほど待ちます。
蒸らすことで、ご飯の粒がふっくらになります。蒸らしが短いと、パサツいたご飯になってしまいます。

しゃもじで十字に切って、釜の底の方から掘りおこすように上下入れ替えてほぐします。
ご飯を炊きあがったままほっておくと、固まってしまいます。蒸らした後、まわりの水分が飛んでツヤツヤご飯になります。

玄米の炊き方

1. 玄米を洗います。 2.3回水を替えてさっと洗いザルにとります
圧力鍋の場合 

1. 洗った玄米をざるに上げて15〜30分くらいおきます。(急ぐときはすぐ炊いてもよい。)
2. 圧力鍋に入れ、1.2〜1.5倍量の水を加え、中火にかけて沸騰させます。
3. 圧力がかかり始めたら、1〜2分そのままにしてから弱火にします。
4. 弱火のまま20〜30分炊いて火を止めます。
5. 5分ほどしてから蒸気を抜き、10〜15分蒸らします。
6. ご飯が炊き上がったら、しゃもじでさっくりと混ぜ返します。

炊飯器で炊く場合 

その1 普通の炊飯器の場合

1. 洗った玄米をざるに上げて水気を切り、約2倍量の水を注いで一晩(10〜12時間)おきます。
2. 玄米の水気をもう一度切って炊飯器に入れ、2倍量の水を注ぎスイッチを入れます。
3. ご飯が炊けたら、ぬらしたしゃもじで底からすくうように混ぜ、蓋をしてしてむらします。
  (余分な水分が飛び、全体に均一な柔らかさになります。)

その2 玄米モードがある炊飯器

1. 洗った玄米をざるに上げて15〜30分くらいおきます。(急ぐときはすぐ炊いてもよい。)
2. 玄米モードを選択して分量の水を入れ、スイッチを入れます。
3. ご飯が炊き上がったら、しゃもじでさっくりと混ぜ返します。

その3 おかゆモードのある炊飯器

1. 洗った玄米をざるに上げて水気を切り、約2倍量の水を注いで一晩(10〜12時間)おきます。
2. 「おかゆモード」でゆっくり炊いて あがってから もう一度「白米」炊きをします。