カリフォルニア米

娘がアメリカのサンディエゴに住んでいるので先月行ってきました。
アメリカにはカリフォルニアライスがあるので美味しいお米が手に入ると聞いていたので食べてみました。
日系スーパーに行けばお米も色々売ってるかもしれませんが、とりあえず普通のスーパー購入

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まずは一般的な 安いお米Nです   6.8キロで $19.99 

丁寧に研いで炊いてみました。アメリカの水は硬水なので 軟水のクリスタルガイザーを使って炊きました。

タイ米と違ってジャポニカ米なので見た感じは普通の日本のお米のようです。
パサパサして粘りも味もないないけど 炊きたては食べられました。
余ったご飯をおにぎりにしてみました。 ボソボソおにぎりになりました。
炒飯にしたらパラパラの美味しい炒飯が出来ました。

日本のスーパーで売っている一番安いお米がこんな感じなんだろうと思います。

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袋の裏の説明書きより
カリフォルニア州サクラメントバレーの肥沃な大地で丹念に作られた良質の「こしひかり」に最高級品種のゆめごこち を加えた深いうま味と粘りがあるお米です。
丁寧に磨き上げてありますので、さっと洗うだけで美味しいご飯が炊けます。
6.8キロで $39.69

一番高いお米Tを買ってみました。
こちらも Nとは大差ない味でした。

袋には精米年月日も書いて無くて もしかしたら精米して時間がたって酸化しているお米なのかもしれません。
アメリカの農家から産直で精米したてのお米を買えば美味しいかもしれませんが、アメリカでそんなきめの細かいサービスやってるのかどうかは????


日本に帰国後 少し持ってきた Tを いつものわが家の炊飯器で炊いてみました。

いつもの日本の水で研いで 日本の水で炊いて モチモチモードで炊きました。

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見た目でもツヤが無く色が少し黄色っぽい

黙って出したら家族全員気がつき

父はお茶漬けにして食べ 息子は一口だけ食べて食事を終えました。

残った カリフォルニア米 炒飯にします

お米の輸出入について考える  

日本で食べているお米はモチモチして粘りのあるジャポニカ米 (短粒種、円粒種) ですが世界で作られる多くのお米の種類はパラパラしたインディカ米(長粒種)やジャバニカ米
(中粒種、半長粒種)です。

海外から安いお米が輸入されたら 日本の農家は大打撃を受ける のでしょうか?
TPPやお米の輸入で問題になるのが カリフォルニア米を代表とするジャポニカ米 です。
安くて美味しいカリフォルニア米 と思っていました。
実際アメリカで買って食べたカリフォルニア米は決して安くはなく 日本と同じくらいの価格でした。   
たまたま買ったスーパーのお米でしたので、捜せばもっと美味しいお米もあるのかもしれませんが今回食べてみたお米の味は↑でレポートした味でした。

日本に輸入したとしたら 価格が送料も加算されて高くなります。わざわざ高いお米を消費者は買うでしょうか?  買わないだろうなあ・・・ 

逆に日本のお米を輸出した場合はどうでしょうか?
現地には現地の美味しい食べ物がたくさんあります。 
たとえばアメリカはやっぱりパン社会なので 美味しいパンが色んな種類をたくさん売っていて、普通のスーパーで売っているパンもとっても美味しいです。
現地の美味しい食べ物と それにあった主食を食べれば良いと思います。
でも日本人だから ご飯と日本食が食べたくなる。
そんな時 日本のお米の方が美味しいに決まっている!
でも 日本から送るとなると 船便で真空パックのお米を送ったとしても倍近い値段のお米になってしまう。
 現地に住んでいたら、イマイチだけど短粒種のお米が売ってるし、 炊きたては食べられるし お茶漬け 炒飯で美味しく食べられるので カリフォルニア米でいいや
って事になるような気がします。

って事で 次回もし娘の所に行くことがあるならば、真空パックのお米をかついてもって行こうと思いました。

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