ビニールハウスを貼る 3月下旬 |
3月下旬 遠くの山にはまだ雪が残る早春 農繁期の始まりです。
今年の最初の仕事は苗を育てる為のビニールハウスづくり。
風のない日にビニールをはり、ひもでしっかりと止めます。 |
|
肥料混ぜ |
肥料を混ぜる |
肥料を混ぜた土を1トン袋に入れる |
1トン袋に入れた土
育苗(イクビョウ)用の箱に入れる土に肥料を混ぜてます。
15トン(4,000箱分)の土を肥料を混ぜました。
昔は親父とスコップで混ぜました。ヘトヘトになり何日もかかってやってましたが今では2日でできるようになりました。
土 1トン入る袋に入れて準備完了! |
|
種まき |
|
|
芽が出てます |
34度のお湯が循環する芽出し機に入れると24時間で発芽します。 |
|
種まき機で種まきをします。 育苗の箱に肥料を混ぜた土を入れ、その上に種をまき、水をかける作業を長いベルトコンベア-で一度にやります。 |
|
種をまいた箱をトラックに積みビニールハウスに運び、その箱を1枚ずつていねいに並べ、シルバー色のシートをかけて芽の出るのを待ちます。 |
|
田んぼの作業 |
ビニールハウスで苗を育てる |
有機肥料をまく |
|
ペレット状の肥料
|
ビニールハウスで苗を育てている間に、有機肥料をまきます、最近のお米の下落に伴い米づくりの低コスト化が目標となっている時勢に逆行してコストの高い肥料をあえて使っております。
今までの有機農法に加え、米の食味が向上するといわれるカニ殻を砕いてペレット状にした肥料を使いました。これは直接、稲の収量には関係無く一見意味のないようにおもわれる肥料ですが、病気に強く、おいしいお米が出来るための肥料です。
また秋の稲刈後の稲わらを分解する為に石灰窒素(化学肥料)を使っておりましたが、発想を変えて微生物の力で稲わらを分解して肥料にするための微生物のえさとなる有機肥料を中央化成(株)に開発していただき、良い結果が出たので、今年から全面積この肥料に変え100%有機肥料だけの栽培体系になりました。化学肥料の何倍もする高価な肥料です。
河内さんちのお米は「安全で本物の味」を目指しています。 |
代かき(しろかき) |
|
トラクターでたんぼを耕してから水を入れ代かき(水で土を練り苗を植える状態にする)をします。同時にたんぼの高低差を3センチ以内に平らにします、これで準備完了です。
|
ウミネコがやってくる |
|
|
代かきをし始めると、どこからともなくうみねこがやってきて田圃の虫を食べに来ます。何百羽もいっぺんにやってくるんですよ。
|
ゴミ上げ |
浮いてきた藁などのゴミを取り除きます。
|
|
|
4.5日経つと芽が出そろい、
シルバー・シートをはずします。 |
|
|
稲も育ち始めました。
ズーム画像でおわかりいただけますか?
|
自動潅水で水をまきます。
ハウスの窓 |
ハウス内の温度計を見て、ハンドルを回し、窓を開閉してハウスの温度を調節します。
日が照るとぱ〜と温度が上がり、風が吹くと見る間に温度が下がるので気が抜けません。
|
アミノ酸肥を追肥します。 |
フェルトのように根が真っ白に張って
とても良い苗ができました。 |
|